【腰痛ヘルニア】温めるのか・冷やすのかを和歌山県和歌山市の整体師が解説


腰椎ヘルニアになると、少し動くだけでも腰に激痛を生じたり、足にも痛みや痺れが出てきて歩くことすらままならなくなります。

 

ちょっとでも早く治したいからネットでヘルニアの治し方を検索すると、「冷やすといい」とか「温めるといい」という2つの答えが出てきます。

 

いったいどっちが早く楽になるのかわからないですし、もしも間違った方法をしてしまい、逆に悪化させてしまったり、最悪の場合治らないかもしれないという不安もあると思います。

 

間違って悪化させてしまうような不安をなくすために、和歌山市の整体師がヘルニアのときは冷やしたらいいのか、温めたらいいのかを解説していきます。

このページには以下のことが書かれています

 

目次

 

1.【腰痛ヘルニア】冷やす2つの理由
2.【腰痛ヘルニア】冷やし方
3.【腰痛ヘルニア】温めてもいい場所
4.まとめ

◆【腰痛ヘルニア】冷やす2つの理由

はじめに、なぜ腰椎ヘルニアのときに冷やさないといけないのか1つ目の理由を説明します。

 

 

・1つ目の理由

腰椎ヘルニアとは、下記のように腰の部位で脊髄神経を圧迫して症状がでることをいいます。

腰椎に集中的な負担がかかると椎間板(図のピンク色の部分)の中にある髄核が外に飛び出すことがあります。飛び出した部分をヘルニアと呼びますが、これだけでは痛みはおこりません。

 

下図のように、ヘルニアが神経に当たり、神経が炎症してくると痛みが出るようになります。

たとえば、長時間ずっと手を叩き続けるとそのうち手を触るだけでも痛くなってきます。

 

これと同じ原理で、ヘルニアが神経に当たり続けることが要因となって、神経が炎症をおこし痛みが出るので、炎症を抑えることが痛みを止めることになります。

 

炎症を抑えるには冷やすことが有効です。

 

 

・2つ目の理由

そもそも椎間板の髄核が飛び出す要因となるのは、椎間板に集中的な負担がかかることです。その負担のひとつに筋肉の腫脹があります。

 

下図のように筋肉が腫脹することで筋肉のバランスが崩れ、姿勢が変化したり椎間板への圧力が変わります。そうなると、椎間板から髄核が飛び出しやすくなります。

筋肉の腫脹は日常生活や運動、仕事で筋肉のを使いすぎる(オーバーワーク)とおこります。

 

しかし、しばらく筋肉を使わないようにすれば自然と腫脹はなくなります。

 

一方、毎日同じ動作をして筋肉を休めることなく使い続けると筋肉が腫脹し続けて、結果ヘルニアをおこします。

 

ヘルニアを治すには、腰の筋肉を冷やして炎症をなくすことで、筋肉の腫脹もなくなり、椎間板が正常の位置に戻り、神経を圧迫しなくなります。

 

このような2つの理由から、腰椎椎間板ヘルニアになってしまったときにやらないといけないのは、冷やして神経を圧迫している幹部の熱と腰の熱をとっていくことです。

 

注意:反対に温めてしまうことで腰の筋肉の炎症を悪化させてしまうので、さらに椎間板を押し出すようになり髄核が神経を圧迫するようになります。

 

ヘルニア発症後48時間の急性期の場合はお風呂に入ると炎症がきつくなり症状悪化をすることがほとんどなのでやめてください。

 

1週間は湯船に浸からず、シャワーで汗を流す程度にしておくことをお勧めします。

 

うつ伏せでマッサージを受けてしまうことも椎間板から髄核が飛び出しやすくなる行為になり、悪化させてしまうのでやめておくことをおすすめします。

 

カイロなどを患部に貼り付けることも症状の悪化を伴うのでやめておいてください。

◆【腰痛ヘルニア】冷やし方

次にヘルニアになったときの冷やし方について解説していきます。触って熱感を感じる部分や、自分で最も痛いと感じる部分を探して冷やすようにしてください。

 

冷やし方は下記の通りです。

上の図のような子供が熱を出したときに使うアイスバッグを用意してください。もしなければ薬局やスポーツ用品店などに売っているので購入してください。

 

買いに行くのが痛くて行けない場合は、スーパーのビニール袋を2枚重ねてアイスバッグの代わりにしてください。

 

アイスバッグの中に入れる氷は20個くらいが目安です。次にお水を氷が浸かるぐらい入れてください。

 

注意:急性期のヘルニアの場合、湿布などを使うことはやめておいてください。湿布などは冷える温度が低いため、この場合の熱をなくすのには優れていないからです。

 

保冷剤は、冷えすぎて皮膚が凍傷を起こし、ただれる危険性があります。そうなるとアイシングどころではなくなってしまうので、なるべく使わないようにしてください。

 

 

次はアイスバッグの付け方です。

アイスバッグは肌に直接当ててください。直接当てないと炎症が冷やす力が弱くなり効果がなくなります。

 

アイスバックつけるときは、立ち上がった状態でつけてください。なるべく固定できるように写真のような骨盤ベルトや骨盤に巻くゴムがありましたら使用してください。

 

もしなければ、いつも使っているベルトやゴムのズボンの間に挟んで固定し冷やすようにしてください。

 

このときのポイントは、アイスバッグのフタがゴムの真ん中にくるように巻きつけると寝転んだときにずれないでしっかり冷やすことができます。

 

もし、家族の人や友人が自宅にいるのなら積極的にアイスバッグを装着することを手伝ってもらってください。1人で装着すると痛みで力が入らずしっかり冷やすことができない場合があるからです。

 

注意:冷やし始めて最初の7〜8分はピリピリ痛みがでる場合があります。皮膚表面が冷たさで痛みを出しているだけなので心配はいりません。

 

アイスバックの固定ができたら、ヘルニアの痺れている足側を上にしたり、腰が痛い方を上にしたりして横向きで寝転んでください。

 

注意:上向きや下向きに寝てしまうと腰椎が前後に動き、椎間板の圧力が変化し、痛みと痺れが増強することがあります。

 

横向きで寝転ぶときは、下のような写真で寝転んでもらうとさらに楽な姿勢で冷やすことができます。

膝をかけられるクッションを下に置いたり、腕の中にタオルなどを入れて抱きかかえるようにすると、完全に脱力姿勢を作れるので楽な姿勢で冷やすことができます。

 

会社や学校で寝転ぶ姿勢が作れない場合のときだけ座った状態でアイシングしてください。冷やす時間は、急性期で痛みが強い場合は1回20分間を1時間置きに冷やしてください。

 

痛みが和らいできたのならば朝会社や学校にいく前、昼休み、夕方仕事から帰ってきたとき、夜のお風呂上がりと寝る前に冷やしてください。

 

冷やす期間はヘルニアの炎症が治るまでの期間ずっと冷やすことをおすすめします。

 

注意:扇風機で風を受け続けることや、薄着で過ごしてしまうなどの、冷えるような行動はしないようにしてください。体を温めようとする本能が働き、血管が拡張し筋肉が腫脹しやすくなるからです。

◆【腰痛ヘルニア】温めてもいい場所

次にヘルニアのときでも温めてもいい場所について解説します。

 

冬の寒い時期にアイシングをしていると風邪を引いてしまう場合があります。風邪をひいて体力がなくなると回復する力まで低下するので、風邪をひかないように足先(できるだけ足首から先)だけは温めても大丈夫です。

 

さらに、足先が冷えてくると下腿部の血液が流れなくなり静脈瘤や血行不良によるむくみも生じます。

 

下半身の血液の循環が悪くなると上半身の血液の循環も悪くなり、体の回復が遅くなります。(血液には良質な酸素が含まれているため傷の修復には必要不可欠だから)

 

そんなときは傷の回復を早くするためにも足先は温めましょう。

 

 

注意:温めるときは必ず受傷部位は冷やしながらしてください。冷やし終わると温めることも終了するようにしてください。

 

こたつでアイシングしながら足元を温めると、床から立ち上がるときに痛みが増してしまう可能性があります。ベッドなどでアイシングしながら温めることをオススメします。

まとめ

腰椎椎間板ヘルニアになってしまった場合は、安静にしながら、幹部は温めることなく冷やすようにしてください。

 

特に急性期のときは1回20分間を1時間置きにアイシングをして炎症の熱を取ることだけに集中してください。

 

和歌山市の整体院では、ヘルニアの患者さんには、独自の骨盤矯正で骨盤の角度を変えたり、インナーマッスルリリースで幹部を触らずに筋肉のバランスを整える施術をします。

 

また、自宅でできる運動アドバイスや日常生活の「体操」など、ヘルニアが治ったとしても元に戻らないようにするサポートもしております。