身体にも四季の影響?


 春は暖かく、夏は暑く、秋は涼しくなって、冬は寒い。単純に四季の移り変わりとともに気温の変化をみなさん体感していますよね。実は気温の変化とともに身体自体にもある変化が起こっています。

 

 

 それは「基礎代謝」です。人間が生きていく上で必要な生命維持活動のことで、いわゆる代謝と言われるものです。

 

 

 身体の代謝が盛んになるとそれに伴って熱が発生します。この熱のエネルギーは生きていく上で重要なものなのですが、寒い冬は温まるのでいいとして暑い夏には厄介なものです。

 

 

 身体は暖かくなるにつれて少しでも余計な熱を減らそうと代謝を落とそうとします。自覚できるものではないのですが1年を通して冬に代謝が盛んになり、夏に代謝は落ちていきます。

 

 

 【夏バテ】という言葉がありますが、これは代謝が落ち内臓の機能が低下した状態のことを言います。食欲不振、意欲の低下など経験のある方は多いのではないのでしょうか?夏バテ状態にならないようにするには、暖かくなるにつれて落ちていく代謝をこれからなるべく落とさないようにしていくことが重要なのです。

 

夏バテの他にも

  • 肥満
  • 高血圧
  • 自律神経失調など

基礎代謝が低下することは病気のリスクに繋がります。

基礎代謝を上げよう

 基礎代謝を活発にするポイントをいくつかご紹介します。

  • 基礎代謝のキモになるのは内臓の働きです。食事に関しては様々な議論がありますが、食事誘発性熱産生と言って食事後には安静にしていても代謝は上がっています。特に朝、この代謝の上昇がなくなるとその日1日を通して代謝は上がりにくくなってしまいます。規則正しい食生活を心がけましょう。

 

  • 姿勢不良は肩こりや腰痛を招くだけでなく、代謝の低下を引き起こし、それが内臓の働きの低下にもつながると言えます。長時間の同じ姿勢を避け、定期的な運動を心がけましょう。

 

  • ほとんどの方は暖かくになるにつれて入浴をシャワーだけで済ませてしまうのではないでしょうか?正しく入浴することで代謝の低下を防ぐことが期待できます。運動などで身体を温めるのが望ましいのですが、リフレッシュを兼ねて入浴も定期的に行うのも良いでしょう。入浴は40℃までのお湯で10〜15分じんわり身体の奥まで温めるようにしましょう。

おすすめストレッチ

 身体の深い部分の筋肉【深層筋】が使えていない悪い状態だと代謝は低い傾向にあります。普段からストレッチなどで刺激して良い状態を作りましょう。

 

※ストレッチは気持ち良い程度に伸ばしケガには十分注意して下さい。

斜角筋ストレッチ

アゴ先を天井に向けるようにすると首の前側がストレッチされます。首の後ろ側に痛みが出ないところまでにして無理のないように下さい。

腸腰筋ストレッチ

立った姿勢で一歩前に片足を出しそのまま膝を着きます。前側の足の方に体重を乗せていくと、後ろ側の足の付け根あたりがストレッチされます。

腰部のストレッチ

イスに腰をかけ股を大きく開きます。脚と脚の間に体を入れ込むように前屈させると腰がストレッチされます。足の裏全体が着地するようなイスで行いましょう。

腹部のストレッチ

うつ伏せの状態から腕の力で上体を起こしていくと腹部がストレッチされます。息を止めずにリラックスして深呼吸すると効果が高まります。